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タンポポ

タンポポ(蒲公英)Taraxacum platycarpum

 キク科タンポポ属。野原や道ばたにでよく見る多年草。都会で見られるのはほとんどがたくましい西洋種だが、在来種も本州の自然のまだ残っている場所に分布。草丈15〜30cm。花期 3〜5月(西洋種は秋にも咲く)。

 古名は「鼓草」「田菜」。英語では、葉の形から「ライオンの歯(Dandelion)」。

 同属のセイヨウタンポポ(Taraxacum officinale)は欧米では昔から食用で、苦味のある葉をサラダにする。苦みのある根を乾燥させてコーヒーの代用品も作られ、ハーブとしては肝臓の浄化に役立つ。

 漢方では全草を乾燥したものを蒲公英(ほこうえい)といい、解熱、発汗、健胃、利尿などに用いる。

 

 濃い緑色の葉は根元から生えて地面に近く広がり、羽状に深い切り込みがある。根は深くまっすぐに伸び、大地との安定した関係を思わせる。

 太くしっかりとしてまっすぐな茎の上に、太陽を思わせる明るく暖かな黄色の花が乗る。花は実際にはたくさんの小さな舌状花が集まってできている。この小さな花の一つ一つが、やがて綿毛をつけた種になる。

  小さな花が緊密に並び、バランスよく中心部から外に向かって広がっていくさまは、しっかりとした自己の中心とオープンさの両方の要素を感じさせる。種が綿 毛で風に乗って広がっていくさまも、根や葉のジェスチャーに示されるグラウンディングの強さに対して、風との軽やかな関係が表され、対極の要素がいろいろ な形でバランスされていることが感じられる。

関連が考えられる欧米のフラワーエッセンス: ダンディライオン(FES、同属)=「活力にあふれ、軽やかに流れ出る生命力」

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