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オオイヌノフグリ

オオイヌノフグリ(大犬のふぐり)Veronica persica

 ゴマノハグサ科クワガタソウ属。ヨーロッパ原産の2年草。明治時代に日本に入り、全国に広がる。道ばたや畑のあぜ道などによく見られる。草丈10〜20cm。花期 3〜5月。

 名前の「大犬のふぐり(陰嚢)」は、近縁種のイヌノフグリの種子が犬の陰嚢にそっくりな形になることから。オオイヌノフグリは「イヌノフグリに似た大きな花」ということらしい。

 属名の Veronica はラテン語の「真実」に関係しする。欧米文化圏では青は「真実」の色とされる。

 皿形に開いた花とハート形の果実はクワガタソウ属に共通の特徴。青色の小さな花は日が当たっている時だけ開き、花の寿命は1日。花弁は4枚でそれぞれ大きさが少しずつ異なり、合弁花なので、触るとよくぽろっと落ちる。つまむと花粉が指にたくさんつくことに気づく。

 小さな卵円形の葉にはのこぎり状の切り込みがある。茎はさかんに分かれて横に広がり、背の低さと相まって、大地との関係の近さと、グループとの関係性を思わせる。単独で咲くことはまずなく、たいがい集まって咲き、時に群落になる。

 どこにでも生えている上に花が小さいので、注意を払わないで通り過ぎがちだが、花はアップで見ると可憐で美しく、その青色は澄んだ高い空を思わせる。

対応が考えられる欧米のフラワーエッセンス:(リサーチ中、FESのベビーブルーアイズという意見あり)

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