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ユウスゲ

ユウスゲ(夕菅)Hemerocallis vespertina

ユリ科ワスレグサ属。山地の草原や林のふちなどに自生する多年草。本州、四国、九州に分布。草丈1〜1.5m。花期 7〜9月。

 和名は、夕方に花が開くことと、葉の形がカヤツリグサ科のスゲ属に似ていることから。別名 キスゲ。

 属名のHemerocallisはギリシャ語で「1日美しい」という意味。同属のノカンゾウやゼンテイカは朝開いて夕方しぼみ、ユウスゲの仲間は夕方開いて翌朝しぼむ。

 細く長い葉は2列に根生し、基部は互いに抱き合う形。茎の上部はY字形に分枝して、10個ぐらいの花が次々に開く。

 甘い芳香のある花は夕方から開き、翌日午前中に閉じる。この花の淡黄色は、暗闇でも蛾などの夜行性の虫に良く見えるといわれる。夕方から開き始める薄黄色の花には、「夢の世界の門番」とでもいったような不思議な雰囲気がある。

 リサーチのブラインドテストでは、爽やかさやみずみずしさを感じる人が多かったが、静けさや心地よい眠りの感覚など、眠りや無意識との関係を示唆する反応を経験した人もあった。

 ユリ科で、大地よりは天や宇宙とのつながりの深いこと、さらに夜に開くことなどから、寝る前に飲んで夢を通して意識の深いレベルとのつながりを開くような用途も考えられる。またワスレグサという属名も興味深い。

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