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ツキミソウ(メマツヨイグサ)

メマツヨイグサ(雌待宵草、月見草)Oenothera biennis

アカバナ科マツヨイグサ属。北アメリカ原産の2年草・越年草で、明治時代に渡来して野生化。全国の道ばたや荒れ地、河原、農村の空き地などに群生。草丈50cm〜1.5m。花期 7〜9月

 近縁種のマツヨイグサ、オオマツヨイグサとともに、一般に月見草、英語ではイヴニングプリムローズと呼ばれる。(ただしツキミソウという和名を持つのは別の種。)

 和名のメマツヨイグサは、同属のマツヨイグサよりやや小さめの花をつけることことから。変異性に富み、マツヨイグサ、オオマツヨイグサとの中間型もみられる。荒れ地を好んで生えることから、アレチマツヨイグサの異名もある。

 種子から採られるオイルはガンマリノレン酸を多く含み、体内のホルモンバランスを整える。ぬっても美肌効果のあるスキンケアオイルとしてもよく知られる。

 秋に芽生えてロゼットで越冬し、初夏に開花、結実する。

 花は優しく甘い香りがある。花の基本数は4で、ハート形の花弁と萼(がく)は4枚、雌しべの柱頭は4つにわかれ、雄しべは8本。花粉は虫に運ばれやすいように、糸でつながっている。

 もっとも目立つ特徴は、夕方から咲き始めて翌朝にはしぼむ、夜・暗闇と月のエネルギーとの関係の深い花であること。

 そこから、闇を母親の胎内に喩え、胎児期から人生の早期の記憶を開くのを助けてくれる花という見方ができる。また夢の世界とのつながりを癒しの助けになるような形で開く、月のエネルギーとのつながりをつよめる、といったことも考えられる。

関連が考えられる欧米のフラワーエッセンス:イヴニングプリムローズ(FES、同属、英語では同名)=「早期に母親から吸収した痛みの感情を癒し、深く安定した人間関係を結ぶ能力」。

 FESのイヴニングプリムローズはもっぱら人生早期のトラウマの癒しに用いられるレメディとして知られているが、ルミニスのメマツヨイグサには、脳脊髄液の流れをよくし、リズムを整えるなど、さらに追加の性質が示されている。

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